外国人からOIHFに寄せられる相談は、「在留資格」「労働問題」「遺言」「結婚・離婚」など多岐にわたります。そこで当財団と相談者、関係機関の3者間において、専門的な「通訳者」として相談者の支援対応ができる「リーガル・ライフサポーター」を育成している。現在、認定された「リーガル・ライフサポーター」は23名です。

　「リーガル・ライフサポーター」のスキルアップを図るためのセミナーを実施し、我々の法律相談の機能強化することを目指します。セミナーでは弁護士を講師に招聘し、関心が高い問題について講義していただき、受講者の法的知識を深めます。

　第1回では、赤嶺真也法律事務所　弁護士　赤嶺真也　氏を講師に招き、「相続問題」について講義していただきます。
　赤嶺先生は20年以上の弁護士経験があり、2014年には赤嶺真也法律事務所を開設しました。2019年度には沖縄弁護士会長を務め、日本弁護士連合会の常務理事、九州弁護士連合会の常務理事も兼任していました。その他にも、沖縄弁護士会住宅紛争審査会の住宅紛争処理委員、医療法人の監事、租税訴訟学会の会員、学校法人の監事、沖縄県行財政改革懇話会の委員、そして2022年から那覇地方裁判所及び那覇簡易裁判所の民事調停委員を務めている。あらゆる法律分野に精通しています。