沖縄県内の
在住外国人の労働・生活環境の向上と、
地域住民としての受入れ環境を整備し、
豊かで持続可能な多文化共生社会の実現へ
背景Background
日本国内における高齢化や人口減に伴い人材確保が課題として取り上げられる中、沖縄県においても2025 年に人口増が頭打ちとなり、人材の確保と生産性の向上を図るため今後、業種・分野を問わず外国人材の積極的な登用が必要となると見通されています。
そのような中、外国人住民を単なる労働の担い手としてではなく、地域社会を構成する一員として受け入れていく環境づくりが必要となります。
趣旨Point
厚生労働省沖縄労働局及び出入国在留管理庁福岡出入国在留管理局那覇支局との３者間で締結した「在住外国人の労働・生活環境向上に向けたパートナーシップ協定」を基盤とし、OIHF では新たなプラットフォーム「多文化共生推進アライアンス」を設置・運営することで、在住外国人が日本人と同様に行政サービスを享受でき、また社会参画を促す「多文化共生のまちづくり」を推進していきます。
主な活動Main Activities
本プラットフォームでは、次の活動を通じて雇用主と労働者の需要の適正化に努めて参ります。
- 適正な労働環境と雇用管理の確保等、外国人労働者の労働・生活環境の改善に責任を持つ企業や団体の認証
- 外国人労働者とアライアンスに参画する企業間との職業マッチング支援
- 企業等に対して出入国在留管理及び労働関連法規等の正しい情報の提供及び啓発の推進
行動原則Behavioral Principles
在住外国人を地域住民の一員として受け入れ、適正な労働環境と雇用管理の確保など
次の５つの行動指針を推進する企業や団体を認証します。
- 就労を希望する外国人に対して、日本人と同等以上の機会と待遇を確保
- 外国人労働者の労働・生活環境の向上を図り関係法令を遵守
- 外国人労働者への重要事項の通知は母国語や「やさしい日本語」などを活用し理解を促進
- 外国人労働者が持つ悩みに耳を傾け生活上・労働上の諸問題の解決
- 外国人労働者が抱える問題に対する解決事例を関係機関と共有
参画のメリットMerit
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01
外国人求職者と「多文化共生推進アライアンス」に登録する求人団体をマッチングする無料職業紹介サービスを利用して人材を確保。
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02
企業内の重要事項に係る多言語化の推進に関して、OIHFから母国語に精通する翻訳者の紹介や支援を得ることができます。
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03
責任ある外国人労働者受入企業として認知され、また雇用優良事例を共有・発信を通して、独自の価値を高め、対外的な評価を高めることができます。
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04
外国人が日本で働く際に企業が直面する諸問題について、OIHFが相談窓口となり、解決への糸口となるアドバイスや情報を得ることができます。
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05
産業の枠組みを超えて、関係者間の新たな人脈づくりとなり、新たなマーケットの開拓など様々な機会を得ることができます。
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06
参画企業に認証状を交付するとともに、外国人材の受け入れに責任を持つ団体として本ホームページで発信されます。
よくあるご質問FAQ
- 1. 加盟に際して費用等の負担はありますか？
- 一切ございません。
- 2. 今後、外国人雇用の予定はなくても加盟できますか？
- 本県の多文化共生社会の推進に向けてご賛同いただける企業や団体にぜひ加盟していただきたいです。
- 3. 行動原則の中の「重要事項の「やさしい日本語」化や多言語化」は、実際できるか不安があるのですが・・・
- あくまでも努力義務であり、強制するものではございません。もし、必要があればOIHFがサポートします。
- 4. 加盟後、更新に関する手続きはありますか？
- 特にございません。
- 5. アライアンスに加盟せずに、求人団体として「外国人職業紹介サービス」を利用することはできますか？
- 外国人の生活・労働環境の向上に責任を持つ企業や団体を支援するためのサービスであり、利用には加盟が必要となります。
加盟団体Membership
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