外国人からOIHFに寄せられる相談は、「在留資格」「労働問題」「遺言」「結婚・離婚」など多岐にわたります。そこで当財団と相談者、関係機関の3者間において、専門的な「通訳者」として相談者の支援対応ができる「リーガル・ライフサポーター」を育成しています。現在、認定された「リーガル・ライフサポーター」は23名です。

　「リーガル・ライフサポーター」のスキルアップを図るためのセミナーを実施し、我々の法律相談の機能強化することを目指します。セミナーでは弁護士を講師に招聘し、関心が高い問題について講義していただき、受講者の法的知識を深めます。

　第２回では、法テラス沖縄法律事務所　常勤弁護士　大嶋　功（おおしま　いさお）氏を講師に招き、『法テラスの活用方法及び「国際離婚」』について講義していただきます。
　
大嶋弁護士
プロフィール
愛知県出身。昭和49年生。平成23年弁護士登録。
名古屋の法律事務所で勤務した後、法テラス（日本司法支援センター）に転職。法テラス沖縄法律事務所に赴任し、２年目。
前任地の法テラス三河法律事務所では、外国人が当事者となる家事事件などを多数経験した。現在は、国選弁護（刑事事件）を中心に執務している。