開催レポート

  1. 大会結果報告:第41回外国人による日本語弁論大会

大会結果報告:第41回外国人による日本語弁論大会

最終更新日:2024.02.10

「第41回外国人による日本語弁論大会」が去る2月 10日にパレット市民劇場で行われました。 今大会にはアジアや北米、ヨーロッパ出身な ど11ヶ国・12名の外国人が登壇し、最優秀賞となる 沖縄県知事賞にはペルー出身のハヤカワ・ブルゴス・ アンドレア・ジャネットさんが選ばれました。当日はお陰様で多くの方にご来場いただき、盛況の まま無事に終えることができました。ご協力頂いた関 係者の皆様、心より感謝申し上げます。

▽沖縄県知事賞(最優秀賞):ハヤカワ・ブルゴス・ アンドレア・ジャネット(ペルー)

 ハヤカワさんは、もうすぐ沖縄から離れるそうです。この 大会に参加した理由は「離れる前に沖縄への感謝の気 持ちを伝えるため」ということでした。「またね、沖縄!」を演題とした彼女のスピーチには、5年間過ごした沖 縄への感謝があふれていました。 沖縄の海の美しさや初めてエイサーを見たときはそのパワフルなエネルギーに圧倒されたこと、来沖をきっかけに自分のルーツに興味をもてたこと等ハヤカワさん は沖縄で多くの経験をしたそうです。彼女が沖縄を離 れることに寂しさは感じますが、ハヤカワさんが今後も これまで以上に活躍してくれると信じています。

▽沖縄県国際交流・人材育成財団理事長賞(優秀賞):周 煜(中国)

周 煜(シュウ イク)さんは日本の「お笑い」に夢中になり、そこから教科書に載っていない日本語の表現や各地方の方言もたくさん学んできたことでした。時事ネタを取り入れた漫才の内容を理解するために、日本のニュースも積極的に見るよ うになったそうす。2年前に他界した祖父を最期に笑わせたかったという想いを原動力に今後は「落語」 に挑戦するそうです。彼女のお笑いへの挑戦は今後も続きます。








 

▽沖縄テレビ賞(優良賞):ダイセンベーグ・アン・マリ・ツ ベタナ・ソヒー・マーゲリット(フランス)
ダイセンベー グさんが日々悪戦苦闘しているもの、それは「漢字」 です。漢字の面白さを理解している一方で、文脈によって読み方が変化することに苦戦しているということでし た。「平林」という落語を例として上手く使ったことが 評価され、今回受賞に繋がりました。
▽審査員特別賞:マデ・ ワワン・アルタプトラ(インドネシア)

インドネシアでは「運命は 神様によって既に決められている」と多くの人が信じて いるそうですが、マデさんは自身の経験をとおして「運 命は自分次第で変えられる」と感じているそうです。 来沖してからは辛いことも沢山ありましたが、その都度 必死で努力して変えていこうと行動してきました。現在 はホテルのフロントで働き、お客様から名指しでお褒めの言葉を貰えるまでに成長しました。今後も少しず つできることをやり続け、自分で運命を変えていくそう です。








 

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