開催レポート
災害時外国人支援サポーター養成講座@石垣島を実施
最終更新日:2018.11.12
災害時に外国人を支援できる人材の育成を目指す「災害時外国人支援サポーター養成講座」を11月7日(水)から9日(金)の3日間、石垣市立図書館で実施しました。
石垣市内や沖縄本島から13名が参加し、被災状況下での現状確認やライフラインに関する情報収集・発信方法、また災害時に役立つ「やさしい日本語」について学ぶなど、外国人の孤立を防ぐためのサポートスキルを深めました。
本講座は、災害時にことばや文化の違いによって孤立しがちな外国人を支援することを目的に実施しており、石垣市内での実施は今回で3回目になります。講座での「避難所運営ゲーム(HUG)」では、小学校の体育館に見立てた模造紙の中で、災害時の初動の避難所運営をシミュレーションする訓練を行いました。分刻みに避難者が増え、「押しかけボランティア」や「マスコミへの取材対応」、特定の宗教を信仰する人への配慮など、決断が求められるシチュエーションが次々と発生する混乱状況の中、受講者らは対応に追われました。
今回の講座により、登録者数が県内で143名(本島:106名 石垣市:37名)となりました。次年度は、宮古島市でも講座の実施を企画しており、今後さらにサポーターの数を増やしていくことで、全県的な外国人支援体制を構築してます。
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